こんにちは。SECOND HOME代表生田瞳です。
今日は、お子さまが何かできないことがあると、つい「なんでできないの!?」と言ってしまいたくなる保護者の方に向けて、そんな瞬間に思い出していただきたいお話です。
「なんでできないの!?」の前に、こんな方法を試してみてはという打開策もいくつかお伝えしていきますので、最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
できないのは方法があっていないだけかも
何かできないことがあると、”怠け者だから”とか”やっぱり私には(この子には)できないんだ”と思いがち。でも本当にそうでしょうか?
勉強にしても、運動にしてもやり方は本当にたくさんあるし、人それぞれ好き嫌いや合う合わないがあるのは当然のこと。偉い人が言っているやり方が唯一の正解ということは決してありません。上手にできなくても、それは方法がお子様に合っていないだけかもしれません。
この子にはどんな方法があってるんだろう??
そう考えながらお子様を観察したり、他の方法を調べたりするだけでご自身も少し冷静になれるかも。
この方法はあなたに合っていないのかもね。他にこんな方法もあるよ!と励ましながら提案してあげてください。
すぐに結果を求めない。
何かを頑張るとすぐに結果が出て欲しいですよね。けれど、年齢が上がれば上がるほど取り組む内容も難しくなることが多いので、”わかる”と”できる”の間に時差が生まれやすくなります。
今までだったらすぐにできるようになってたのに、できない!自分はもうだめだ!!と落ち込んでいる姿を見かけたら、難しいことに取り組んでいるから、結果が出るまでに時間がかかることを伝えてあげてください。そして、そんなチャレンジを続けていることをほめてあげるようにしてみてあげてください。
さて、少し前置きが長くなりましたが、ここからはなかなかできず悩んでいるお子様をお持ちの保護者の方や、どうすればうちの子は少しでもできないをできるに変えられるのだろうとお悩みの保護者の方へ、打開策をいくつか提案してみたいと思います。
打開策① 意志の強さに頼らない

結果を出すには継続が必要です。けれど、続けることに対して”頑張る気持ち”に期待しすぎてはいけません。
頑張らなくても継続できる環境を整えることの方が大切です。つまり、やる習慣をつけること。習慣が身に付けば、しなくちゃ気持ち悪い状況になります。実はゲームだって、携帯だって、習慣化してしまっているだけ。それを別の習慣に置き換えることから始めましょう。
習慣が身に付くまでの時間も人それぞれです。焦らず、はじめはやったことの成果より、”今日もそれをやった”という事実をほめてあげましょう。(習慣づけるためには、日々のスケジューリングが大切です。スケジュールの立て方はこちら。)
打開策② アラームを利用する
”忘れてもいい状態にしておく”ことも大切です。この時間になったら、〇〇しなきゃと思いながら何かに取り組んでいると、どうしても1つ1つの物事に集中できません。
現代には便利なスマホが手元にあります。上手にアラームを利用して早く習慣化を定着できるようにしましょう。
打開策③ 完璧主義にならない
今日できなかったことを悔いる必要はありません。今日できなかったから、もうしない。より、今日できなかったけど、また明日しようでいいんです。
完璧を求めすぎてしまうと、ちょっとでもうまくいかないことがあると投げ出したくなります。けれど、過去に戻って何かをやり直すことはできません。
だったら、今日のことは忘れて、明日は明日の1日をまた頑張る方が絶対いい。
成長期のお子様は、白黒はっきりしているものを好む傾向があります。自分自身に対しても〇か✕かで判断しがち。そこに△という選択肢があることを伝えてあげてください。△は〇への入り口。今日だけ見たらできなかったことでも、明日できたら2日間で△。さらに次の日できたら〇。それでいいんです。
打開策④ ごほうびの日を作る

あれもしなきゃ、これもしなきゃと考えるだけで嫌になりませんか?
”今日は何もしない日”が1日あるだけで、脳も心も休まって”また頑張ろう!”と思えたりするものです。
お子様にもごほうびの日を作ってあげてください。
その日は一切口出しなし!そんな日作っちゃったら、次の日もだらだらしちゃうんじゃない!?と心配になりますが、決めたことがある日は、今日は何をする日だったかをきちんと確認し、取り組むよう促す。注意をするにもメリハリが大切です。
いかがでしたか?そうはいっても、どうしてもお子様の態度を見ているとイライラしてしまう!もう私の言う事は聞いてくれない!といったお悩みなどございましたら、お気軽にご相談ください。
SECOND HOMEは、日々のスケジューリングを大切に、”学び続ける力を育む”時間を提供しております。

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