【経験者は語る】旅の夫婦喧嘩、実例からみる予防と対策法

どうも夫婦で世界一周したteriyakiです。夫婦で世界一周しているとよく聞かれる質問。

「ずっと一緒に居て喧嘩とかしないんですか?」

夫婦旅というと、

「仲睦まじい夫婦が、共に絶景に感動し、2人で夕日とグランドキャニオンをバックに、よりそって肩を寄せ合い、夕日を眺めている2人の姿を後ろから、カメラのタイマー設定で写真を撮り(この時だいたい女性の方は白いTシャツにジーンズ)、それをインスタにアップし、1000いいねくらいもらったり。」

「妻が滞在中に気にいったカフェに行って、2人でハートがミルクで描かれたカフェラテを仲良く分け合い、それをインスタにアップし、3000いいねもらったり。」

というイメージかもしれませんが、現実はそんな事ばかりではありません。

「夫婦喧嘩は…あります!!(STAP細胞風)」

この記事では、夫婦で世界一周経験者の僕が、旅中の夫婦喧嘩のリアルをお伝えして、これから夫婦旅を計画している方に現実を突きつけると共に、その予防法と対策法を伝授していきます。

※最後まで読み切らないと、夫婦旅のイメージがすごく悪いままで終わってしまうことになります。幸せに、楽しく夫婦旅したい方は、必ず最後まで完読してください。

 

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まずは夫婦喧嘩の実例を見てみよう

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teriyaki
何事も敵を知ることが肝心です。ここでは、まずいくつか実際に僕が経験した夫婦喧嘩の例をあげて、どんな場面やどんな理由での喧嘩が多いのか、実際に実例をみていただきます。

実例1 宿はどこ?!新しい街の色が灰色に変わる瞬間

長い旅路だった。ようやく新しい国に着いたのだ。バックパッカーの我々夫婦は、もちろんタクシーになど乗るはずもなく、歩いて今日の安宿を目指す。

重たいバックパックを背負い、歩き出す妻と僕。妻の手にはGoogleマップを立ち上げたiphoneが握られている。しばらく妻の後をついて歩く僕。

しかしここで妻から衝撃の一言。

「あ、こっちじゃなかった。」

いや、しかしこれはよくあることだ。お互いに初めての見知らぬ国。いくらGooglマップがあるからといってそんな簡単に宿までたどり着けることはない。

「この程度で、夫婦喧嘩は起きません。この場面で喧嘩になる自信のあるカップルは、夫婦旅の計画の中止の検討を真剣におすすめします。」

しばらく歩いていると、またしても衝撃の一言が。

「あれ?やっぱりこっちじゃないんかな。さっきの道であってたかも」

よせておけばいいのに、ここで夫から言ってはならない一言が。

「え?!マジ??ちゃんと地図見てや」

妻の肩に食い込むバックパック。夫の頰をしたたる汗。徐々に悪くなる夫婦の雰囲気。

じゃあ、見てや。わからんもん!
わかった。スマホ貸して。

ここでもまだ喧嘩にはいたらず。おそらくこれを読んでくれているあなたも、ホッと胸をなでおろしたのではないだろうか。

そして夫を先頭に歩き出した5分後、夫から衝撃の一言が。

あれ?この道なんかちゃうな。ごめん迷ったわ。
えー!!なんで?!わかるっていうたやん

ここから先は想像に難くないはずだ。新しい国、新しい街、新しい風。本来ならば、ワクワクするはずの街の光景が灰色に見えてくる瞬間である。

一応言っておくが、これは逆のパターンでも起こりうる。つまり、最初にGooglマップを立ち上げているのが、夫だとしても十分に起こりうる悲劇なのだ。

あ、一応紹介しておくが、Googleマップの便利な使い方に関する記事も僕は書いている

 

事例2 出かけるの?!出かけないの?!問題

ある日の出来事。いつものように安宿で目を覚まし、いつものように朝ごはんを食べ、特に何をするわけでもなく、部屋でくつろぐ2人。

悲劇は夫の何気ない一言から始まった。

今日どうする?
ほんまやねー。どうしよか。
うーん、どないしよかー。(内心もう少しゴロゴロしていたい)
そやねー。昨日言ってた、あそこの店行く?

よくある夫婦の会話である。しかし、厄介なのは夫の「ゴロゴロしていたい」という邪心。

あーええなー。そうしよか。
うん。じゃあもうちょいしたら準備するわー。(実は妻もゴロゴロしていたい)
「ゴロゴロしていたい。」=旅先でいろんな場所に足を運びたいという気持ちはあるものの、少し旅に疲れたので、安宿でのんびりしたい、たまには何もしない1日があっても良いんじゃないかというヨコシマな気持ちのこと。

長期旅行者に3日に1度くらいの割合で湧き上がるなんとも厄介な代物で、特に和気あいあいとした雰囲気の日本人宿ではこの衝動に襲われやすいことが研究で明らかになっている。(はず)

いつまでたっても準備をしようとしない2人。さすがに、このままではよくないと思い、ゴロゴロしたいという気持ちを押し殺し、なんとなく準備し始める夫。

男の旅人の場合、着替えて、髪を少し整えるだけなので、準備はすぐに終わる。そして、結果、また再びゴロゴロしだす始末。

 

さすがに、夫の準備している姿勢を見て、このままではいけないと思い、準備を始める妻。

素晴らしい夫婦の形である。お互いがお互いを思いやり、「ゴロゴロしたい」というヨコシマな気持ちに打ち勝ったのである。これも夫婦旅の良いところ。しかし、ここでハッピーエンドになると思ったあなたは、まだまだ。

 

妻が一通りの準備を終え、ゴロゴロしている夫に声をかける。しかしなかなか起き上がらない夫。妻はさすがに化粧も整え、お出かけモードに突入。しかし、夫はなかなか動き出そうとしない。

ここから先も想像に難くないだろう。

あとはひたすら「行くの?!行かないの?!」の押し問答である。ちなみに、このあと動き出した夫が妻に声をかけると、妻はすでにゴロゴロモードには突入しており、今度は立場が入れ替わったパターンの「行くの?!行かないの?!」の押し問答が続くことになる。悲劇が悲劇を産んだというわけだ。

 

夫婦喧嘩の予防策

さて、ここまではよくある夫婦喧嘩の実例を2つ見てもらったわけだが、ここからは実例を参考にどうすれば夫婦喧嘩が予防できたのかを考えていきたい。

 

まずは、バックパックを軽くしておくこと

まず、1つ目の事例で注目したいのがこの部分である。

妻の肩に食い込むバックパック

 

そう、夫婦喧嘩が起きやすいシチュエーションとして、重たいバックパックを背負っている時は非常に危ない。重いバックバックは、我々からゆとりを奪い、すべての出来事をストレスに変える。

つまり、夫婦喧嘩を予防したければ、お互いの言動に意識をはらう前に、余計な荷物を捨てて、バックパックを軽くしておく。これが鉄則なのである。

 

暑い時は、喧嘩が起きやすいことをあらかじめ知っておく

そして、この事例にはさらに注目すべき部分がある。

夫の頰をしたたる汗

 

バックパックの重たさ以上に気にしなければならないこと。それが「気候」である。特に、「暑さ」には気をつけた方がいい。

「ハワイでは気にならないパートナーの言動も、灼熱の砂漠では鼻につく。」

 

誰が残したかはわからないが、名言である。「暑さ」は時として人間から理性を奪い、人を悪魔に変える。ただ、旅先での暑さは我々人類にはどうすることもできない。あらがいようのない暑さに対して我々ができる唯一の対策は「知っておく」ということだ。

「暑いと夫婦喧嘩が起きやすい」

そう知っておくだけで、我々は夫婦喧嘩を予防できる。人間は、自分たちが思っている以上に賢いのだ。だから知っておこう、そして気をつけよう。「あ、今日は暑いな。夫婦喧嘩が起きやすい日だな」と意識するだけでも、夫は妻を思いやり、妻は夫を気遣うことができるのだ。

 

新しい土地では、道に迷う。そのことを責めても何も始まらない。ただ、誤解しないで欲しい。責められるべきは、道に迷ったことを責めた側の人間でもない。「重たいバックパック」であり、「暑さ」という名の悪魔なのである。

人は時にこれを責任転嫁と呼ぶ。

 

気持ちは正直に伝える

2つ目の事例からもわかることがある。それは、お互いの気持ちは正直に伝えることが大切だということだ。

つまり、もう少し簡単にいうと「ゴロゴロしたい時は、ゴロゴロしたいと言え」ということ。

先ほどの実例を見てもらえばわかるように、実はお互いにゴロゴロしたいのに、変にお互いを気遣い、その正直な想いを伝えないから、変な喧嘩が始まるのである。

「好き」とか「愛している」とか伝えることももちろん大切だが、その前に「ゴロゴロしたい」は、まっすぐに相手の目を見てはっきり伝えよう。

ただ、時に「1人はゴロゴロしたいけど、1人は観光に出かけたい」という現象も起こる。これを発端とする夫婦喧嘩に対しての予防策は今のところ見つかっていない。見つけた方はすぐに連絡をして欲しい。

 

夫婦喧嘩が起きてしまった時の対策

ここまで予防策を見てきたわけだが、残念なことに夫婦で長期で旅をしていると、どれだけ予防していても、喧嘩は起こる。人と人である。喧嘩が起きる方が健全で、当たり前だ。「好き」の反対は「嫌い」ではない。「無関心」である。逆に喧嘩が起きなくなったら、その旅は終わりにした方がいい。

さて、そうなってくると予防以上に大切なことがある。それが、「喧嘩が起きたあとの対策」である。起きてしまったことを嘆いていてもしょうがない。すぐに対策を講じれば、仲直りすることはもちろん可能だ。

それでは、具体的に喧嘩になった時の対策として、その後お互いが取るべき行動をここでいくつか示していこうと思う。

 

絶景を見に行く

もう何よりもこれが1番良い。せっかく旅に出ているのだから、とにかく絶景を夫婦で見に行く。どうしても一緒に行けないくらいの険悪な雰囲気なら、絶景で待ち合わせしてもいい。

絶景を見れば、そこからはスムーズだ。感動のあまり、2人とも喧嘩していたことを忘れ、いつのまにかいつもの2人に戻っている。絶景があれば、「仲直りすら必要ない」わけである。勝手に、元の「旅好き夫婦」に戻っている。これは非常に有効で、かつ旅する夫婦としては最もしっくりくる対策であることは間違いない。

しかし、お互いに口をきかない冷戦状態が続いている場合などはこの手段は使えない。

「じゃあ、タージマハールで待ち合わせな」と、どちらが口にしたとしても相手からの反応がなく、本当に来てくれるかどうかすごく不安になるといった事態に陥る。あるいは、相手が本当に聞いていない場合もある。1日タージマハールで待ちぼうけなんてことにならないように気をつけたい。

さらに、絶景が広範囲に渡っている場合は少し注意が必要だ。「イグアスの滝で待ち合わせな。」といっても、イグアスの滝にはアルゼンチン側とブラジル側が存在する。夫はブラジル側で待っているのに、妻はアルゼンチン側へ行ってしまい、結局会えなくて、夫婦の関係がさらに悪化するということは十分に起こりうる。対象とする絶景が、待ち合わせにふさわしい絶景か、よく考えることはとても大切なことだ。

 

次に行く国の情報を事細かに調べてパートナーにLINEで送信する

長期旅行の場合、そのほとんどの旅人は、次の国に希望と大志を抱いておきながら、情報収集を怠っている傾向にある。「行けばなんとかなるだろう」「そもそも、明日の宿と明後日の飛行機の手配でそれどころではない。」なんてことを考えながら旅するようになってくる。それが長期旅というものだ。

そんな時、パートナーが次の国の観光情報を事細かに調べてくれて、宿の手配までしてくれたら、すごく幸せな気持ちになる。

だからこそ、喧嘩の後、喧嘩の原因を作った側(僕たち夫婦の場合、それはほとんどが僕である)が、事細かに次の国の詳細を調べ上げ、そっとLINEで送信する。

あるいは、次の宿の手配を済ませ、送られてきた予約確認のメールをそっとパートナーに転送する。という方法は非常に有効だと考えられる。

ただし、「なんの相談もなく、勝手に宿を決めるな」「次の国こと考える前に、明日の予定考えて」という夫婦喧嘩が勃発してしまった場合には、当方は一切の責任を負うことはできません。ご勘弁を。

 

1日ゴロゴロする

「ゴロゴロ」が喧嘩の原因になったのだが、実はこの「ゴロゴロ」は、夫婦喧嘩を修復するのにも、とても有効な方法である。旅先では、結局夫婦の部屋は同じ、帰ってくる場所は、宿しかないのである。そんな環境でたとえ口を聞かずとも、2人で部屋でゴロゴロしていれば、どうせいつかはお腹も空く。いつかはSNSにも飽きるのだ。

お互いの「ゴロゴロ欲」が満たされれば、「このまま喧嘩していることほど馬鹿らしいことはない。」と気づきがうまれ、喧嘩が解消される。なんて流れも十分ありうる。つまりゴロゴロが原因で喧嘩になった場合、焦らずゴロゴロし続けるというのも1つの手ということだ。

ただし、ドミトリーに宿泊している場合は、同じ部屋の住人が何の空気も読まず「なんだ、お互い口も聞かずに。喧嘩でもしたのか?!」と、火に油をそそぐような発言を平気ですることがあるのでそこだけは注意したいところだ。

 

素直に謝る

結局、この方法が一番有効。せっかく旅をしてるんだから、いつまでも喧嘩していても仕方ない。意地はってないで、素直に謝りましょう。異国の地、初めて歩く素敵な街は、2人で笑顔で旅した方が何倍も楽しいというものだ。

 

まとめ

さて、旅中の夫婦喧嘩の末、この状況を打開したいと悩んでこの記事に辿りいた、多くの夫が、最後の「素直に謝る」の項目まで読み終えて、妻に素直に謝ったところで、この記事もまとめにはいりたい。

旅の夫婦喧嘩は、予防できる。しかし、時には起こる。これは明白。そして、それに対する対策もいくつかあるにあるが、とはいえ、しばらくは冷戦状態が続くこともあるだろう。

でも、帰ってくれば、それも旅の思い出。絶景を前にしてやりとりした会話は覚えていなくても、喧嘩になった原因は事細かに覚えていて、それを夫婦で思い出して笑い合うこともできる。それが夫婦旅の良いところ。だから、旅中の夫婦喧嘩もあるけれど、夫婦旅はやっぱりいいもんだということで、いいんじゃないでしょーか。

話がうまくまとまったところで、最後に、僕も素直に謝っておきます。

なんとも稚拙で、役に立たない内容であなたの大切な時間を奪ってしまったことを謹んでお詫び申しあげます。ごめんなさい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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