はあちゅう『自分を仕事にする生き方』は個人ブランディングの本質を教えてくれる名著!

目次
何もやらないうちから不安になるなんて無意味!言い訳だらけの人生から脱出しよう。 ネット界のスターが実践する自分を武器にする極意。 「自分」とは、人生で築きあげた最大の財産であり、武器。そんな「自分」を無駄なく有効活用して、楽しく生きていくための方法をとことん具体的に現実的に伝授します。 たとえば、 ◎自分が幸せになれない仕事は手放していい。 ◎仕事を選ぶ時「世間体」は捨てる。 ◎才能がなければ行動を速くする。 ◎楽しそうなことにはどんどん飛び込む。 ◎お金を目標にしなくなってからが本番。 ◎自分が生きやすい世界をつくるための仕事をしよう!……などなど。 不安なのはみんな同じ。あとは、一歩踏み出せるかどうかです。
引用元:Amazon
アマゾンさんのあとから出しゃばるような真似をして申し訳ないですが、僕なりに本をまとめると
ブロガー、作家として圧倒的なインフルエンサーぶりを発揮するはあちゅうさんが、最近話題の「自分を仕事にする=ブランディング」に関して、ご自身のこれまでの体験や、日々の思考から導き出した、その本質的な考え方や、必要な心構えを中心に、論じた本。レビューを見ていると、意見が二分しています。「この本読んで、すごく良かった」と言う人と、「なんだ、この本。内容が薄すぎるだろう」という人。
どう思おうが、あなたの自由ですが、これだけは言っておきたい。
[voice icon="https://yurumebackpacker.com/wp-content/uploads/2018/07/f217382f5046094714c6d53944a59a15.jpg" name="teriyaki" type="l"]この本に内容がないとか、内容が薄いとか、役に立たないとか言っているやつは、本来自分を仕事にする際に必要な、本質的な何かを見失っている、そもそも人生が薄っぺらいやつだ!!
[/voice]と。
言いすぎていや、しませんか。。?
いや、でもそれくらいこの本を読む価値があると僕は思っているんです。
確かにこの本、「自己ブランディング」のテクニック的な部分を知りたくて買うと、あまり役に立たないかもしれません。どちらかというとこの本は、ブランディングの小技や戦略というよりも、もっと本質的な部分に迫った本といえます。
だから、すでにブランディングにおおむね成功している人が、さらに「自分を仕事にしよう」と思う際には、がっかりするのかもしれません。
でも、この本には「自分の人生を生きる」際に、いつも心にとめておくべき「心構え」のようなものと、見失ってはいけない「物事の本質」が書かれています。それは間違いありません。どこの馬の骨ともわからない僕が保証します。
きっとそれは、この本の作者であるはあちゅうさんが、「自分を仕事にする」中で、時に炎上し、時にたたかれながら、もがき苦しみつつも、その先にある喜びや楽しみに向けてやってきたからこそ、導き出せた、本当に大切にして欲しい、忘れないで欲しいメッセージなんだと思います。
つまり、この本は「自分を仕事にする」「自分の人生を生きる」ための、本質をはあちゅうさんが教えてくれる、叩き込んでくれる本だということです。
出来ることと好きなことをうまく掛け合わせて、誰かに感謝してもらえることになれば、それをお金にする手段というのは必ず誰か、それが得意な人が考えて準備してくれます。そのために必要なのは、自分の出来ることと好きなことを正しく理解し、発信する力です。この一文を見たとき、僕は目から鱗でした。「誰か得意な人が考えて準備してくれる」。そんな風に優しく、とにかく好きなことをやることを肯定してくれるインフルエンサーはなかなかいません。これ、一般人がいうと、なんか説得力ないですが、はあちゅうさんが言うからこその説得力。 そのほかにも、はあちゅうさんはこんな優しさも垣間見せてきます。
本当に好きなことは好きすぎて気づけないんです
好きなことは「特技」じゃないといけないと思っている人もいますが「趣味」でいいんです
完全に自分にとって都合のいい世界。私に優しい世界をつくる。そのために仕事があると思っていいと思います。などなど。 これはいわば、失恋で傷心中の女性にそっと寄り添い「俺は、お前のこと悪くいうあいつが嫌いだ」とボソッとつぶやく二流イケメンの優しさと同じくらいの効能を持ち合わせています。 でも、冷静に考えてみると「好きをつきつめろ!」ってホリエモンなんかも言っていることですよね。 要するに、その本質を優しく、「わかってるよ。あなたの悩み」と寄り添いながら教えてくれるのが、はあちゅうさんであり、この本だということです。 つまり、ホリエモンさんの本は、 [voice icon="https://yurumebackpacker.com/wp-content/uploads/2018/07/889ba32c578840e42d9e129f3cdb3b54.jpg" name="teriyaki" type="l"]あーやる気でないなー。[/voice] って時に読めば、ぐっと熱量があがる。 はあちゅうさんの本は [voice icon="https://yurumebackpacker.com/wp-content/uploads/2018/07/b4d0c3378b15433d4df0cb356cf67ae0.jpg" name="teriyaki" type="l"]もうだめだ。人生に絶望した!!この先俺はどうすればいいんだー!![/voice]
って時に読めば、もう少し自分らしく頑張ってみようと思えるというわけです。
そっと優しく背中を押してくれたあと
自分で自分を説明する能力は最低限必要です
人とぶつかりあうことを避けてはどんな仕事も出来ません。
と、最低限それくらいやれよ?!ということを突きつけてくるわけです。それはまるで、あんなに優しかった安西先生が、試合中、ごくたまに見せるかつての「ホワイトヘアードデビル」の形相のよう。
でも、だからこそ、ここに本質が隠れているわけです。はあちゅうさんも本の中で
最初からテクニックに頼らずに、自分で一から試行錯誤していくと、注目されるのに時間はかかるかもしれないけれど、それだけ、自分の発信を深く受け止めてくれる純度の高いフォロワーと共に、他の人に真似できない自分だけの方法論が見つかるはずです。
と書いてます。
要するに、
最初の部分を読んで、立ち直る→しっかり本質を掴む→「自分を仕事にする」心構えがしっかりできる
という一連の流れがこの本を読み進めていく中でおこるというわけです。なんて素敵なんでしょう。
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